コンビニのトイレに他人が置き忘れた財布を…中には現金2万1000円やカード類、防犯カメラに写った61歳の男「トイレに入ったが盗んでいない」

6日午前、北海道白老町にあるコンビニエンスストアの男性トイレに、他人が置き忘れた財布を盗んだとして、61歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、登別市登別本町3丁目に住む61歳の会社員の男です。

この男は、6日午前8時51分から8時57分ごろまでの間、白老町のコンビニの男性トイレに置き忘れてあった他人の財布を盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、財布は33歳の男性会社員のもので、財布の中には現金2万1000円やカード類40枚などが入っていました。

財布を置き忘れたことに気づいた男性会社員が店のトイレに戻ると、財布はすでになく、警察に通報。

警察は、店の防犯カメラなどから男を割り出し、事件から11日後の17日午後、男を逮捕しました。

防犯カメラには、男性会社員がトイレを出た直後に男がトイレに入る様子や、店を出た後、再び店に戻って、財布に入っていたカード類を捨てる様子が写っていたということです。

取り調べに対し、61歳の会社員の男は「店に行って、トイレに入ったが盗んでいない」「2回目に同じ店に行ったが、助手席に飲みものがあったから店には入っていない」などと話し、容疑を否認しています。

警察は、犯行当時の状況などを詳しく調べています。

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