パドレス・ダルビッシュ有 首の張りで15日間の故障者リスト入り

日本時間4月18日、パドレスはダルビッシュ有を「首の張り」により15日間の故障者リストに登録したことを発表した。ダルビッシュの登板は日本時間4月15日のドジャース戦が最後であり、故障者リスト入りは登板翌日(日本時間4月16日)にさかのぼって適用されている。パドレスのマイク・シルト監督は「ダルビッシュが長期離脱することはないだろう」との見通しを示しているが、ダルビッシュの代役となる先発投手はまだ決めていないという。ダルビッシュの次回登板は日本時間4月21日のブルージェイズ戦の予定だった。

現在37歳のダルビッシュは今季ここまで5試合に先発して23回2/3を投げ、0勝1敗、防御率4.18、22奪三振を記録。クオリティ・スタートは1度だけだが、5先発のうち4度を3失点以内に抑えるなど、先発投手として最低限の働きを続けていた。しかし、打線との巡り合わせが悪く、まだ今季初勝利を挙げることはできていない。昨季までにメジャー通算103勝を挙げており、日本での93勝と合わせて196勝。日米通算200勝の節目まであと4勝に迫っている。

シルト監督は「首の上のほうに張りがあるようだ。少し休めば大丈夫だと思う。チームとしてのダメージも最小限に抑えられるだろう」とコメント。ダルビッシュが故障することなくシーズンを過ごしたのは、60試合制の短縮シーズンだった2020年が最後であり、2021年と2022年は30試合に先発したものの、短期間の離脱を経験。昨季は右ひじの故障により8月下旬でシーズンを終えた。首の故障による離脱はメジャー3年目の2014年に経験している。

ダルビッシュはパドレスと6年1億800万ドルの長期契約を結んでおり、今季がその2年目。ダルビッシュが42歳となる2028年シーズンが契約最終年である。なお、パドレスはダルビッシュの故障者リスト入りに伴い、マイナーAAA級エルパソから27歳の右腕ローガン・ギラスピーを今季初めてメジャーへ昇格させている。

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