初心者でも育てやすくてキレイ！長く咲き続ける美しい花

春から秋は、開花が続く植物のお世話で忙しくなる季節。お勤めの方など、日中のガーデニングが難しいかもしれませんが、できる限り手入れをしておきたいものです。

ガーデニングは、ちょっとしたコツで世話が楽になることもあります。少しでもコツを実践すれば、もっと気軽に植物を育てることができるかもしれません。

そこで今回は、お手入れが楽ちんな庭を作るコツを紹介します。記事の後半では、初心者も育てやすい植物も参考価格とともにお伝えしますので、さっそくみていきましょう！

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お手入れ楽ちんな庭を作る6つのコツ

多年草メインの庭にする

多年草は一度植えたら、何年も開花が楽しめる植物です。植えっぱなしでも育てることができるので、基本的に植え替えの必要はありません。

定期的な切り戻しや剪定で、新芽の生長を促したり、株の大きさを調整するようにしましょう。

できれば地植えにする

庭に土があるなら、地植えにすることも検討してみましょう。朝の水やりなどの世話が減るので、手入れがラクになります。平日の空いた時間や土日に世話をするだけでも育てられます。

ただし、地植えにするには日当たりや土の状態、隣家など周囲の環境などを考慮する必要があります。生育が著しい植物だと、生育範囲が広がって管理が大変になるので、事前によく調べておくことが大切です。

暑さ・寒さに強い、丈夫な植物を育てる

植物のなかには、環境の変化に敏感な植物もあれば、環境に適応して育つ植物もあります。できれば、後者のような丈夫な品種を選んで育てると、生育途中で枯れる心配が少なくなります。

雑草対策をする

できるだけ簡単に雑草対策をするなら、タイルやレンガを敷いたり、グランドカバープランツなどを植えたりするのがおススメです。

薬剤を使う方法もありますが、薬品を扱う以上、周りの植物にダメージを与える場合もあります。周囲の環境も考慮に入れて検討する必要があるので、購入前は注意事項なども必ず読んでおくようにしましょう。

水やりグッズを使う

植物への水やりは毎日おこなうのがいちばんですが、できない場合は水やりグッズを使うのも一案です。本来は旅行などで長期に家を空けるときに使用するものですが、水やりが思うようにできないときに活用してみましょう。

水やりグッズには市販の製品もありますが、自分でペットボトルを活用して作る方法もあります。本格的な自動散水装置なども販売されているので、自分のやりやすい方法を取り入れてみるとよいでしょう。

樹木は低木を選ぶか、鉢植えで育てる

庭に樹木があると、庭の雰囲気が大きく変わります。とくに高めの木を植えると、ナチュラルな雰囲気が増して見映えがよくなります。

とはいえ、2メートル以上に高くなるような木は、庭の大きさによっては剪定が必要になる場合もあります。毎年の手入れが大変になるので、低木を選択するか、中～高木を鉢植えにして育てると生長が抑制されることもあります。

お手入れ楽ちんな庭を作るコツをつかんだあとは、初心者でも育てやすい植物をいくつか紹介しましょう。初心者でも育てやすくてキレイな、長く咲き続ける美しい花。お気に入りを見つけてみませんか？

ガーデニング初心者でも育てやすい！手間いらずでキレイが叶う一年草5選

ニチニチソウ

夏の暑さにも負けず、旺盛に花を咲かせる強健な一年草「ニチニチソウ」。花色や形のスタイリッシュ化も進んでいます。

ニチニチソウだけを単独で育てて大きく生長させると、こんもりとした美しい株姿が楽しめます。シンプルな美しさから、他の植物とも組み合わせがしやすいので寄せ植えにもおすすめです。

※参考価格：200～700円前後（3号ポット苗）

※参考価格：200～800円前後（3号ポット苗）

ジニア

「百日草（ヒャクニチソウ）」の異名を持つジニアは、開花期間の長い一年草です。夏の暑さにも強く、鮮やかな花色が楽しめる植物です。

生長が旺盛なので、とくに暑い時期は水切れに注意してあげましょう。

※参考価格：300～500円前後（3号ポット苗）

ペチュニア

※参考価格：200～800円前後（3号ポット苗）

マリーゴールド

ビタミンカラーが鮮やかで美しいマリーゴールド。夏の暑さにも強い丈夫な品種が多く、育てやすい植物です。

春から12月頃まで長く開花を楽しめます。手間がかからずほったらかしでもよく咲いてくれるので、ガーデニングを始めたばかりの人でも育てやすいでしょう。

※参考価格：200～500円前後（3号ポット苗）

センニチコウ

丸い形の花がキュートなセンニチコウはガーデニング初心者も育てやすい一年草。開花期が5～11月と長いのも嬉しいポイントです。

茎が長いので、切り花として室内に飾って楽しむのもオススメ。株姿が乱れてきたら切り戻しをおこないましょう。

※参考価格：200～600円前後（3号ポット苗）

まとめにかえて

今回は、お手入れが楽ちんな庭を作るコツ、初心者も育てやすい植物を紹介しました。

本格的にお手入れがラクな庭にするなら、思い切って外構工事を業者に依頼をするのも一案です。費用はかかりますが、植栽が得意な業者に依頼をすると、手入れがラクな植物などのアドバイスも一緒におこなってくれます。

今回ご紹介した方法は、本格的ではないにしても、誰でも実践しやすい方法です。自分のアイデアも活かしながら、庭づくりを楽しんでくださいね。