地元の新たな雇用拡大に期待 冷凍食品製造工場が三重県亀山市に完成

By 三重テレビ放送

京都市に本社を置き、冷凍食品を製造販売するキンレイの亀山工場がこのほど三重県亀山市に完成し、関係者に御披露目されました。

17日の式典では、キンレイの白潟昌彦社長が「しっかりと価値が出せる工場にし、三重県や亀山市に貢献できるよう全力で進んでいきたい」と挨拶しました。

続いて、三重県の一見勝之知事が「三重県は人口減少対策に立ち向かっていかなければならない。そのために重要なのは雇用」として、新たな工場での地元雇用に期待を寄せました。

キンレイの亀山工場の第一期として完成したのは、延べ床面積約1万5000平方メートルの3階建てで、冷凍ラーメンを中心に製造します。

包装や梱包工程を中心に「省人省力化」に取り組んだほか、すべての大型冷凍機に脱フロン・脱炭素型の自然冷媒を採用するなど、環境にも配慮した生産拠点となりました。

キンレイでは今後3~4年以降を目途に、第二期の工場を稼働させる計画で、地元を中心に約250人の雇用を予定しています。

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