和歌山県の南紀白浜の山間に広がる「南紀白浜ファーム」は、青木孝尚さんと由美さん夫妻が営む日本では珍しいコーヒー農園。４年前からコーヒーの栽培を始め、今年で３回目の収穫時期を迎える。
かつてミカン畑だった耕作放棄地を、長らく建設会社に携わった孝尚さんが重機を操り、整備。自然豊かな土地に、現在は４棟のハウスが建てられています。赤道を中心としたエリアで栽培されるコーヒーを和歌山でつくるためには、ハウスの温度管理が重要。さらに、手摘みにこだわり、農薬もほとんど使わない。そのため害虫駆除も自分たちで。手作業で手間ひまかけて作られる「南紀白浜コーヒー」の今年の味わいは…？ コーヒーが大好きな孝尚さんが自分で栽培しようと思ったきっかけとは？
孝尚さんと由美さんは白浜生まれ。シングルファーザーとシングルマザーだった２人は、子どもの独立を経て、５年前に結婚しました。そこからコーヒーづくりの夢を共に追うことになったのですが、苦労の連続だった。
まだまだ収穫量が少なく、なかなか市場に出回ることのない「南紀白浜コーヒー」。その問題点を解決しようと、他国のコーヒー豆とのブレンドを試みる。試行錯誤を重ね、二人がたどり着いたベストなブレンドとは？ そして、農園の作業場の屋上に設えたカフェで地元の人たちに振る舞い、反応をうかがう。どんな感想が飛び出すのでしょうか？
さらに、「和歌山をコーヒーで盛り上げたい」と夢を抱く２人に嬉しい知らせが舞い込む！ 夢にまた一歩近づく青木さん夫妻の第二の人生に迫る。
◆LIFE
2024年4月20日OA(関西エリア)
ナレーション：佐々木蔵之介
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