広州交易会でBMI技術活用のスマート義肢を展示

広州交易会でBMI技術活用のスマート義肢を展示

15日、義手を装着して書道を披露する倪敏成(げい・びんせい)さん。倪さんは事故で両手を失い、現在は浙江強脳科技で最高体験責任者(CXO)を務めている。(広州=新華社記者/劉大偉)

 【新華社広州4月18日】中国広東省広州市で15日から開かれている第135回中国輸出入商品交易会(広州交易会)に、ブレインテック(脳科学技術)企業の浙江強脳科技がブレインマシーンインターフェース(BMI)技術を活用したスマート義手、義足などを出展した。

 同社の義手は、装着者の神経と筋肉の電気信号を通じて脳と装着具間の情報交換を実現。人の運動意図を正確な動作に変換する。大脳が「指を動かす」という意思を発すると、電気信号を収集した義手はアルゴリズムを通じて信号を指令に変換。指は人の意思に沿った動きをするようになる。同技術は現在、人工知能(AI)やバイオ医学、神経科学などの学際的先進分野とされている。(記者/劉大偉)

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