春は親子で手軽に“おしゃピク”しましょ! 映えるアイデア&マストなアイテム紹介

ぽかぽかとした陽気と爽やかな風を感じられる春は、どこかにお出かけしたくてウズウズしますよね。とはいえ子連れでの遠出は億劫に感じるし、いつもの公園遊びじゃ物足りない……。なんて、週末を持て余しているママも多いのでは? そこでおすすめなのがピクニックです! SNSで話題の #おしゃピク は、ママたちの間でも流行中。今回の記事では、筆者も実践したピクニックをフォトジェニックに演出するアイデアやおすすめアイテムを紹介します。

“おしゃピク”とは?

その名の通り、“おしゃれ×ピクニック”の略称です。数年前からInstagramを中心にSNSで注目されているトレンドで、お弁当や簡単な食材をおしゃれに彩って、自然の中で楽しむ食事をフォトジェニックに演出。そして、それをSNSでシェアすることもおしゃピクの楽しみの一つ。ハッシュタグは #おしゃピク。クリエイティブなアイデアを駆使して、素敵な思い出を切り取ることが人気になっています。

ピクニックにぴったりな季節は?

ずばり、春です。ピクニックを快適に過ごすための気温は約20〜25度、湿度は低い方が過ごしやすいため、4月、5月の新緑の季節がベストです。また、風が強い日は敷物やゴミなどが飛んでいってしまうことが考えられるので、避けるのが無難です。

“おしゃピク”に仕上げる3つのアイデア

1. テーマを決める

食べ物や持ち物などの全体の雰囲気を統一するために、最初にテーマを決めるとスムーズです。例えば“フレンチガーリー”だったらクロワッサンとフルーツ、ストローハットにカゴバッグ、“アメリカン”だったらハンバーガーやチップス、ポップなカトラリーやグラスといった具合です。最近は好きな推しをテーマに、グッズやメンカラも組み合わせた“推しピク”も流行っていますよね。

2. カラーを揃える

ピンク、パステルカラー、淡色etc.敷物やグッズなど、全体のトーンを揃えるだけで、自然とおしゃれに仕上がります。ナチュラルカラーにして無印良品などで揃えるのもありですね。

3. シーンにこだわる

公園の芝生はもちろん、海辺の砂浜で楽しむ“海ピク”、川沿いや屋上テラスなど。映える背景で選ぶことがポイントです。

“おしゃピク”に欠かせないアイテム5選

1. 布のラグ

おしゃピクにおいて、一番印象を左右するアイテムがラグ=敷物です。ビニールのレジャーシートではなく布製のラグは、写真を撮るとやわらかい印象になり、ぐっと海外っぽい雰囲気が醸せます。おしゃれなテキスタイルはもちろん、無地のリネンやレースなんかもふんわりした印象に仕上がって素敵。クッションを入れてコーディネートしてもいいですね。汚れが気になる場合はレジャーシートの上に敷くことをおすすめします。

2. バスケット or かごバッグ

ピクニック用のバスケットがひとつあるだけで、ぐっと雰囲気が出るので欲しいところですが、手持ちのかごバッグなどでもOK。フルーツでもドリンクでも、スナックでも、ガサッと入れておくだけで絵になります。

3. かわいい紙皿やカトラリー、ペーパーナプキンなど

100均に行けば、おしゃピクにぴったりなかわいい紙皿や紙コップ、ペーパーナプキン、木製のスプーンやフォークまで揃っています。ほかにもIKEAやフライングタイガーなどでもお手頃でかわいいものが見つかります。木製のカッティングボードもあればさらに雰囲気を出せますが、プチプラで十分。

4. お花やフルーツ

お花は生花がベターですが、造花やドライフラワーでもOK! 1本2本でもかごや紙袋などに無造作に挿すだけで、世界観を演出する小道具に。フルーツも食べるだけでなく小道具としても使え、海外っぽく仕上がります。

5. 洋書や絵本、スケッチブック

ぐっとおしゃれ感が出せるのがきれいな装丁の本です。絵本なら子どもの暇つぶしにもなり一石二鳥。スケッチブックも同様に、遊びにも使えて映えるアイテムです。おしゃれに顔を隠してみたり、撮り方に変化をつけられます。

フードはパン屋さんのパンや、コンビニおにぎり&お惣菜でもOK!

もちろんおしゃれなお弁当を手作りするのもいいのですが、子どもと楽しむには“気軽さ”も重要。手軽に買ったパンやおにぎりでも、カラフルなペーパーナプキンを敷いたり、かわいい紙皿などに移すことで、十分ひと手間加えた感が出ます。スタバやマックもいいですね。ハードルを下げて、気ままな“おしゃピク”を楽しみましょう。

実践! 子どもと“おしゃピク”してみた

新学期が始まったもののまだ給食は始まらず、午前授業で帰ってきた娘を誘って、近所の公園で“おしゃピク”してみました!

テーマはフレンチモロッコ(笑)。カラーはピンクで揃えて。大昔にモロッコで買ったかごバッグとバリで買ったパレオが役に立ちました!

パン屋さんで買った美味しそうなパンを、ダイソーで見つけたピンクのボックスに盛り付けて。娘はピンクのお弁当箱に大好きないちごとプチトマト、グミを入れていました。

パン屋さんの並びのお花屋さんで1本300円のラナンキュラスも調達。もちろん色はピンク!

絵本で顔隠し(笑)。インスタ映えを気取って撮ってみました。

まとめ

手間なく写真映えする“おしゃピク”アイデア&アイテム紹介、いかがだったでしょうか。筆者も今回“おしゃピク”を意識しつつ、家にあるアイテムをかき集めて実践してみましたが、テーマを決めたり、デコレーションしたり、子どももかなり楽しんでくれました。 花粉もやっと落ち着き、外で過ごすのが気持ちのいい季節。親子で気軽に“おしゃピク”、ぜひ参考にしてみてください。 文/Ai Kano

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