米ソ宇宙開発競争を描く『フォー・オール・マンカインド』シーズン5に更新決定!ソビエト側を描くスピンオフも制作へ

Apple TV+オリジナルシリーズ『フォー・オール・マンカインド』がシーズン5に更新された。さらに、Apple TV+はソ連の宇宙計画に焦点を当てたスピンオフシリーズを制作する予定だという。Varietyなどが報じている。

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鉄のカーテンの向こう側から物語を探る

『フォー・オール・マンカインド』は、1960~70年代に激化した、米ソ宇宙開発競争を歴史改変で描くApple TV+の人気シリーズ。ソ連が先に月面に到着し、宇宙開発競争が終わらなかった世界を舞台に、奮闘する人々を描く。ジョエル・キナマン(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)が主演を務め、マイケル・ドーマン、レン・シュミットらが出演。

ソビエト宇宙計画を描くスピンオフは、現在『Star City(原題)』というタイトルで進行中で、『フォー・オール・マンカインド』のクリエイターであるロナルド・D・ムーア(『バトルスター・ギャラクティカ』『アウトランダー』)、マット・ウォルパート、ベン・ネディヴィが製作総指揮を務め、ウォルパートとネディヴィがショーランナーを担当。

同スピンオフでは、『フォー・オール・マンカインド』冒頭の1960年代に戻るようだ。公式のあらすじは、以下の通り。
「鉄のカーテンの向こう側から物語を探り、ソ連の宇宙計画に組み込まれた宇宙飛行士、エンジニア、諜報部員の生活と、人類を前進させるために彼らが取ったリスクを描く」

ウォルパートとネディヴィは、「私たちは『フォー・オール・マンカインド』のシーズンを重ねるごとに、ソビエトの宇宙計画への興味を深めてきました。ソ連の宇宙飛行士やエンジニアたちが働き、生活していたモスクワ郊外の森の中の秘密都市について知れば知るほど、宇宙開発競争の裏側の物語を伝えたいと思うようになりました。アップルやソニーのパートナーたちとともに、『フォー・オール・マンカインド』の歴史変革ユニバースを築き上げることに、これ以上の興奮はありません」とコメントを発表している。

Apple TV+の責任者は、「新シーズンを迎えるたびに、『フォー・オール・マンカインド』は魅力的な世界を築き上げ、ロン、マット、ベンが巧みに展開する質の高いストーリーテリングで世界中の視聴者を魅了し続けています。私たちは、パートナーのソニーとともに、魅力的な『フォー・オール・マンカインド』の世界の次の章に飛び込むのが待ちきれません」と声明を発表。

『フォー・オール・マンカインド』シーズン1~4は、Apple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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