桃田賢斗の日本代表引退会見で陣内貴美子氏が「ここまで続けられた理由」を質問 「サポート、メッセージをくれた人のおかげ」と桃田

 桃田賢斗に質問する陣内貴美子さん(撮影・吉澤敬太)

 バドミントンの男子シングルス元世界ランク1位で、東京五輪代表の桃田賢斗(29)=NTT東日本=が18日、都内で会見を行い、国・地域別対抗戦のトマス杯(27日開幕)を最後に日本代表を引退すると発表した。競技活動は継続する。

 昨年5月から始まった2024年パリ五輪選考レースは、今月末で終了。桃田は日本勢6番手で、日本勢上位2位に入ることは不可能となり、五輪出場を逃していた。

 会見では日本テレビ「news every.」のメインキャスターで元バドミントン女子日本代表の陣内貴美子氏が質問。「きょうも笑顔が見られるが、ここまで続けられた理由は何か」と問われた桃田は「苦しい自分の思い描いているプレーと、できることの差。その差がやっぱり自分にとってしんどかったが、いろんな人のおかげで、サポート、メッセージをくれた人のおかげで、何回もくじけそうなところを続けてこられた。自分の一番バドミントンが好きという気持ちが続けてこられた」と答えた。

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