森永卓郎氏 著名人かたるSNS詐欺広告被害1位だと告白 2位堀江貴文氏の「2倍近い」

森永卓郎氏

すい臓がんであることを公表し、現在闘病中の経済アナリスト・森永卓郎氏(66)が18日、ニッポン放送のラジオ番組「垣花正あなたとハッピー!」に出演し、著名人になりすました詐欺広告について語った。

SNSではびこる詐欺広告については、前澤友作氏や堀江貴文氏が被害を訴えている。前澤氏は、広告を掲載するフェイスブックやインスタグラムを運営するメタ社を提訴する準備を進めていることを明かした。

ただ堀江氏や前澤氏以上に被害に遭っているのが森永氏だそうで、自ら「ホリエモンの2倍近い」と告白。番組では詐欺広告に使われた著名人として、1位が森永氏、2位が堀江氏、3位がひろゆき氏と紹介した。

実際に詐欺広告にだまされた人もいるそうで、森永氏は「メール来てね、『あなたのファンだからだまされたんです』って言うんですけど、お前、〝ファンのくせに『(あなたと)ハッピー』聴いてねえだろう〟っていう…。ずっと言ってますよね? 私」とあらためて注意喚起した。

闘病中ということで、中には「もう余命いくばくもないんで、せめて最後にみなさんの必勝投資法をお伝えして死にたい」などと記された、ひどすぎる詐欺広告もあり、森永氏は「ざけんじゃねえぞ。投資なんかすんじゃねえぞって言い続けてるのに」と憤っていた。

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