水素の“地産地消”温室効果ガス削減へ…デンソー福島「水素バーナー炉」お披露目 福島・田村市

福島県田村市の自動車部品工場で、水素を活用して温室効果ガスの排出を削減する取り組みが始まりました。

大手自動車部品メーカーのデンソーは、2035年度までに温室効果ガスの排出をゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を目指しています。その一環として、田村市のデンソー福島に「水素バーナー炉」が新たに設置され、17日に公開されました。

これまで、自動車部品のラジエーターの製造にはLPガスを使っていましたが、水素を使うことで、この工程での二酸化炭素の排出をゼロにできるということです。

また、水素はトヨタ自動車が開発した水電解装置を使い工場内で作られていて、「水素の地産地消」のモデルとしても期待されています。

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