産業廃棄物の不法投棄が問題となった(有)川越建材興業[三重]が破産開始

(有)川越建材興業(四日市市)は4月8日、津地裁四日市支部より破産開始決定を受けた。
破産管財人には板垣謙太郎弁護士(ソレイユ経営法律事務所、同市西浦1-1-7)が選任された。
負債総額は約36億円。

土木工事を主体に、産業廃棄物の収集運搬処理業を併営していた。平成初期には約9億円の年間売上高で推移し、採算も維持していた。しかし、この間、三重県に届出ていたエリア外に産業廃棄物を不法投棄していたことが発覚。これを受け、三重県より撤去を命じられる事態となった。

その後、2001年に当時の社長が死亡したこともあり、撤去命令に従うことなく休眠状態となり2009年4月30日、株主総会の決議により解散していた。

※(有)川越建材興業(TSR企業コード:500056579、法人番号:6190002019790、四日市市大矢知町大城3097-2、設立1970(昭和45)年4月、資本金500万円)

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