“ニッポンのファストフード”として、世界中で注目されている“おにぎり”。そのブームは今なお続き、おにぎりをウリにしたお店が増えています。横浜・鎌倉でぜひとも足を運びたいおにぎり専門店を紹介します。今回は朝食メニューにスポットをあて、おにぎりと汁ものが楽しめる店をチェックしてきました。
【おにぎりとおわん】カフェのような雰囲気でいただくおにぎりとみそ汁
東急東横線「日吉」駅から徒歩20分ほど。駅からちょっと離れてはいますが、歩いた分だけ満足できるおにぎりに出合えます。その名も「おにぎりとおわん」。カフェのような雰囲気で、朝からゆったりくつろぎの時間が過ごせるのが魅力です。
近所にあったら毎日通ってしまいそうなくつろぎ空間の「おにぎりとおわん」
お米は、北海道・道南と空知でしか作られていない「ふっくりんこ」を使用。のりは東京湾産。みそ汁は、毎朝いりこ、かつおぶし、こんぶでとるだしを使用。具材によって赤みそ、合わせみそと使い分けているそう。
こだわりが一目でわかる看板
朝食は「おにぎりとおわんセット」を用意。おにぎり2つと日替わりのみそ汁が付きます。おにぎりはショーウインドーに並んだ中から選びます。小ぶりサイズのおにぎりが並ぶ様は、本当にキュート! どれにしようか悩みに悩みます。その時間が楽しい!
いつまでも眺めていたいショーウインドー
本日選んだのは、「すっぱい うめ」と「ピーマン青唐辛子」。オーダーされてからのりを巻いてくれるので、のりのパリッとした味わいが楽しめます。本日のみそ汁は赤みそで、なめこ、豆腐、もずく、小松菜と具だくさん。セルフサービスで受け取り、席に着きます。
「おにぎりとおわんセット」(イートインは715円、テイクアウトは702円)
まずはみそ汁をひと口。なめこともずくのとろみでアツアツのみそ汁は、朝から気持ちがシャキッとします。シャキシャキとした小松菜の食感もアクセント。どの食材も同じようなサイズにカットされていたので、食べやすかったのも印象的でした。
小松菜がシャキシャキ!
おにぎりはぱくりと食べればほろりとくずれる具合の握り加減。「すっぱい うめ」は、シュッと酸っぱくて、白米が進みます。のりの風味も加わって、なんだか懐かしいような気分にさせてくれるおにぎりでした。
すっぱさが魅力の「すっぱい うめ」。のりもパリパリ!
「ピーマンと青唐辛子」は、おにぎりの上部からかぶりつくと、とたんにピーマンの風味の濃い味わいとともにピリッときいた青唐辛子の辛さ! 白米多めで食べたくなる味わいでした。とはいえ、味付けは甘めのタレなので、その甘味もいい塩梅でした。
しっかり辛いのがうれしい「ピーマンと青唐辛子」
朝食セットは、平日ならランチタイムも対応しているとか。朝に限らず、ランチとしても満足できるおにぎりとみそ汁でした。
朝食は7:00~9:00。
おにぎりとおわん