選び方のコツは?私たちの「手土産&ギフト」事情について語ります

今回のテーマは「手土産&ギフト」。異動や餞(はなむけ)をはじめ、仕事でのちょっとしたお礼、お呼ばれの手土産、お祝いの品。さまざまなシーンで必要になる手土産&ギフト選びのヒントがいっぱいでした。

【私たちの「手土産&ギフト」座談会】自分流の選び方や真似したいエピソード

今回集まってくれた3人の読者が、選び方のこだわりやエピソードなどを情報交換しました!

写真左からシティミューズのS.I.さん、A.Y.さん、R.S.さん

最近では、どんなシーンで手土産&ギフトを渡す?

Rさん:仕事関係でギフトをもらうことが多く、もらって嬉しかった品物は自分のギフトリストにストックしています。自分が渡す場合は、お返し不要の “ちょっとしたお礼”が多く、急な休みを代わってくれたり仕事のフォローをしてくれたり。そんなときはLINEやSNSで贈れるスタバのデジタルチケット「Starbucks eGift」を700円分くらい渡します。

Aさん:相手に気を遣わせないし、かさばらないし、お返し不要な金額も良いね!

Rさん:デジタルチケットはおつりがでないので、1,000円だと1杯のカスタムが難しこともあり、700円がおすすめ。カスタムしつつ、自分で差額を払えばいつもより良いモノ飲める!という金額です。

Sさん:この春に転職をしたので、お世話になった職場にお菓子のギフトを渡したばかり。お歳暮やお中元に厳選されたものが届く職場だったので、みなさん目と舌が肥えていて悩みました。今回選んだのは、京都の銘菓「阿闍梨餅(あじゃりもち)」。関東では入手が難しいけれど、横浜の百貨店で予約購入ができるので“ひと手間”をギフトに込めました。

Rさん:ひと手間という気持ちも大事ですよね。

Aさん:私は、友人宅のお呼ばれや季節イベントのプチパーティー、結婚・出産などのライフイベントのお祝いが多いかな。最近では友人の出産祝いに「おむつ寿司」をプレゼントしたよ。おむつをシャリに見立て、小物類をネタ代わりにセレクト。喜び&驚きを楽しんで欲しくて、サプライズ感を大事にしています。

Rさん&Sさん:おむつケーキがそんな進化を遂げてるなんて、知らなかった!

自分流の選び方の方法は?

Aさん:Web検索の場合は「検索ワード」に条件を3つくらい入れると、傾向がわかり目星をつけやすいです。実際にショッピングセンターや百貨店などで探すときは、種類とテーマを決めてから探します。たとえば「マカロン」と種類を決めたら、限定品やコラボなど“ちょっと特別”を探します。驚きがあり、会話も生まれたりします。

Sさん:私も実際に歩いて見つけることが多いかな。人数が多いときや個人の好みがわからないときは、「キタムラ」のタオルハンカチを色違いで渡すようにしてます。ハンカチなら使う機会も多いですし、そのときにいたメンバーのお揃いになるので、思い出にもなるかなと思って。

Rさん:思い出になるってステキ! 私はあげる人のインスタグラムをチェックして情報収集します。親しい人なら自分のおすすめのコスメやスイーツを渡すことも。仕事相手で好みが分からないときは、自分の出身県の名産をあえて選び、話題作りをします。

手土産&ギフトで記憶に残っているモノはある?

Rさん:大分県出身の人から木箱入り「しいたけ」をもらったのですが、1つ1つが大きくて過保護なくらい丁寧に個包装されていました、笑。シンプルにバター焼きで食べたら、とてもおいしくて感動!

Aさん:地元の名産って、新発見があっていいよね。私も遠方の人に東京・神奈川のモノをあえて渡すことがあるよ。

Sさん:今回の転職でギフトを貰うことも多かったのですが、横浜元町にある「近沢レース」のハンカチ率が高かったんです。「私のイメージってこういう感じだったのかな?」と他者からの印象を知るきっかけになりました。

Rさん:そんなことあるんだね。ギフトって奥深い…!

Aさん:今年のバレンタインのお返しに、男性からもらった「ハーゲンダッツ」をモチーフにしたコスメが良かったんです! 見た目のかわいさだけでなく使い心地もよく、普段買わない色にも挑戦でき、コスメ好きには嬉しいセレクト。やっぱりサプライズは大事!

Rさん&Sさん:(コスメの写真を見て)かわいい! 男性からコスメを渡すって難しそうだけど、「ハーゲンダッツ」という意外性が、ほどよいクッションになってていいね。

今どきの相場、教えて!

【みんなが思う相場/1人単価】

ちょっとした場合 1,000円以内

お呼ばれの手土産 2,000~3,000円

誕生日や就職祝い 3,000~5,000円

結婚など特別な時 5,000~10,000円

【FROM 編集部】手土産やギフト選びは、渡す相手・シーンによって正解がないから難しいですよね。今回の座談会では、気を遣わせない匙加減、サプライズ感、ひと手間のこだわりなど、真似できるアイデアが参考になりました!


撮影協力:水信ブルック&ファクトリー

https://mizunobu-brook.com/

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