商業施設で下半身を露出した疑い 男性が誤認逮捕された事件で別の男を書類送検 北九州市

ことし2月、北九州市の商業施設で下半身を露出したとして、男性が誤認逮捕され釈放された事件で、警察は17日、この事件に関わった疑いで別の男を書類送検しました。

公然わいせつの疑いで17日、書類送検されたのは北九州市小倉北区の46歳の無職の男です。男はことし2月、北九州市小倉南区の商業施設で下半身を露出した疑いです。

警察の調べに対し「性的欲求を満たすために行った」と話し、容疑を認めているということです。

この事件をめぐっては、警察は防犯カメラの映像などから事件発生の6日後に、市内に住む45歳の自営業の男性を公然わいせつの疑いで逮捕しました。

しかし、男性が当時、別の場所で仕事をしていたことや飲食店にいたことが分かり、誤認逮捕だったとしておよそ9時間後に釈放していました。

その後、再捜査をして、別の男の関与が浮上したということです。

この男は、事件の1週間前に、同じ商業施設で小学生の女の子にわいせつな画像と陰部を見せた疑いでも書類送検されました。

警察は、誤認逮捕した男性に謝罪していて「今後はより一層、証拠の収集、 供述の吟味を図るなど適正捜査を推進するように努める」としています。

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