藤井聡太八冠「最優秀棋士賞」を受賞 「自分自身の実力以上の結果が出せた」

 「第51回将棋大賞表彰式」でスピーチする藤井聡太八冠

 藤井聡太八冠(21=竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖)が18日、東京・将棋会館で開催された「第51回将棋大賞表彰式ならびに令和6年度昇段者免状授与式」に出席した。

 藤井八冠は昨年10月に「八冠」を成し遂げ、今回は4年連続4度目となる「最優秀棋士賞」を受賞。その他にも「勝率1位賞」などを獲得した。藤井八冠は「昨年度は自分自身の実力以上の結果が出せた1年だった」と振り返り、「今年度も棋士としてよい将棋をお見せできるよう引き続き精いっぱい取り組んでいきたいと思っております」と語った。

 20日には伊藤匠七段(21)との叡王戦第2局を控えており、勝てばタイトル戦で歴代1位の17連勝に並ぶ。

© 株式会社神戸新聞社