5年ぶり開放、賑わい 金藏寺で花まつり 横浜市港北区

日吉本町の金藏寺で4月6日、横浜市港北区仏教会(内田大恵会長=人物風土記で紹介)主催の花まつりが行われた。花まつりが地域に開放されたのは5年ぶり。境内の桜が満開となったこの日、同寺は多くの参列者で賑わった。

花まつりは、4月8日の釈迦の誕生日を祝おうと行われるもので、花で飾られたお堂に立つ釈迦像に甘茶をかけて参拝する習わしがある。

法要が始まる午後2時頃には多くの人が集まり、一人ひとり順番に釈迦像に甘茶をかけ=写真=、手を合わせていた。

本堂では、華音さん(バイオリン)、美音さん(ビオラ)、愛音さん(ピアノ)によるクラシックポップスユニット、JEWELによる演奏が披露され、まつりに花を添えた。

金藏寺住職でもある内田会長は多くの参列に感謝を示し、「行事に合わせたように桜が満開となった。このような場を通じ、仏様とのご縁を大切にしてもらえたら」と語りかけた。

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