メーガン妃の新ブランド初商品である手作りのイチゴジャムには「落とし穴がある」と専門家

メーガン妃(ロイター)

メーガン妃の新ライフスタイルブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード(ARO)」は初商品の手作りイチゴジャムを製造したが、これが一般消費者向けに大量生産されれば「大きな変化が訪れる」とPR専門家が指摘した。英紙エクスプレスが17日に報じた。

今週初め、メーガン妃は50人のインフルエンサーに「モンテシト産」のイチゴジャムを贈呈した。大手代理店TALエージェンシーのデジタルPR責任者ミーガン・ボイル氏は「数量が限られていることと、メーガン妃が自ら瓶を配ったことを考えると、受け取った人に特別な気持ちと思いやりを感じてもらうために、メーガン妃がモンテシトでジャムを調達し、手作りした可能性が高い」と語った。

だが将来的に市場を拡大して大量生産することを決めた場合、手作りを断念しなければならない「落とし穴」があると指摘した。

同氏は「AROの基本は、愛情を込めて手作りされた卓越した品質と製品を強調することです。それはブランドを世に出すだけでなく、彼女が目指している家庭的な美学と一致するものでもあります」と語りつつ、もしジャムを一般市場で発売することに決めれば「売り」でもある、メーガン妃自らがジャムを作り続けることはできなくなるだろうと警告した。

「ジャムが大量生産されるかどうかはまだ不明です」と同氏は語ったが、市場拡大を目指せばメーガン妃の「手作り」というセールスポイントがなくなるというわけだ。今後の新ブランドの商品展開が注目される。

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