J3の大宮アルディージャは4月17日、ルヴァンカップの1stラウンド2回戦でJ1の名古屋グランパスと対戦。前後半でそれぞれ失点し、0-2で敗れた。
悔しい敗戦となったなかで、コンディションの良さをうかがわせたのが、大宮の10番を背負い、フル出場した“クバ”ことシュヴィルツォクだ。
クバは2021年の夏にポーランドのピアスト・グリヴィツェから名古屋に加入。同年のリーグ戦14試合で7得点を記録したほか、ACLのラウンド16・大邱戦ではハットトリックを達成するなど、抜群の決定力を見せつけた。
そして、昨夏に大宮に加入し3得点を記録したものの、9月末に外側側副じん帯を損傷。今季の開幕に間に合わず、4月に入ってチームの全体練習に合流したばかりだった。
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そんなクバは、約7か月ぶりの公式戦復帰を果たした古巣・名古屋とのゲームを以下のように振り返った。
「コンディションも良く、怪我のことを忘れてプレーできました。ただ、結果としてはゼロ(得点)で負けているので、言えることはないですね。
名古屋はもちろん良いチームなので、そう簡単にチャンスもなかったですし、自分たちの失点はアンラッキーなゴールだった。でも、自分たちのチームが良いパフォーマンスを見せられたと思います」
また、古巣のサポーターから試合後にエールを送られ「たくさんの人が来てくれて、すごく感激しました」と興奮気味に語った。
次戦は21日のJ3第3節の福島ユナイテッドFC戦。「何か月も先の話ではなく、次の試合しか考えていない。ちゃんと練習を積んで良いプレーを見せたい」と意気込んだ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)