大型連休前半 全国的に気温かなり高い 気象庁1か月予報

向こう1か月の平均気温(ウェザーマップ)

 気象庁は18日(木)、向こう1か月(4月20日~5月19日)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。特に、5月3日ごろにかけては、全国的に気温がかなり高くなりそうだ。大型連休の前半は、暑さ対策が必要になるかもしれない。

向こう1か月の日照時間と降水量(ウェザーマップ)

 一方、湿った空気や低気圧などの影響で、北日本や西日本は、向こう1か月の日照時間が平年並みか少なくなりそうだ。本来なら清々しい晴天が多い時期だが、今年はそれほど快適な日が現れにくい可能性がある。

高温に関する早期天候情報

高温に関する早期天候情報(ウェザーマップ)

 全国的に向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日が多く、24日(水)ごろからの5日間ほどはかなり高くなる見込み。このため、気象庁は北海道の日本海側と本州以南の各地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。積雪の多い地域は、なだれにも注意が必要だ。

■早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

【参考】梅雨入りの平年日 沖縄(5月10日ごろ) 奄美(5月12日ごろ)

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