香港、ハンガリー・ベーケーシュ州の家禽肉などを一時輸入停止

香港はハンガリー・ベーケーシュ州の家禽肉などを一時輸入停止にすると発表しました。写真は香港。

香港特別行政区政府食物環境衛生署食物安全センターは17日、ハンガリーのベーケーシュ州で高病原性H5N1鳥インフルエンザが発生したとのハンガリー農業省からの通報に基づき、香港の公衆衛生を保障するため、同地域からの家禽(かきん)肉と家禽製品の輸入を一時停止するよう業界に対して直ちに通達したと発表しました。

同センターの報道官によると、香港は現時点でハンガリーと家禽肉の輸入メカニズムしか構築しておらず、家禽卵の輸入メカニズムはありません。政府統計処の資料によると、香港は昨年、ハンガリーから約840トンの冷蔵家禽肉を輸入したとのことです。

また、同センターはこの事件についてハンガリー当局に連絡しており、国際獣疫事務局(WOAH)や関係当局から鳥インフルエンザの発生に関する情報に引き続き細心の注意を払い、現地の感染状況に応じて適切な行動を講じると述べました。(提供/CRI)

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