京都の団地にピンク色のじゅうたん 住民植えたシバザクラが見頃

見頃を迎えたシバザクラ(京都府八幡市男山)

 京都府八幡市男山の男山第2住宅で、シバザクラが見頃を迎えている。ピンク色のじゅうたんのように広がる光景が、通行人の目を楽しませている。

 同住宅の住民でつくる園芸クラブが、団地内を華やかにしようと2005年から栽培を始めた。草むしりや株の入れ替えなどを続けてきた。

 約5千株が、通路沿いののり面や駐車場付近の植え込みを彩っている。クラブのメンバーは平均年齢が80歳を超え、部長の山﨑正雄さん(79)は「斜面での作業はきついが、住民が『きれい』と言ってくれると励みになる。なんとか続けていきたい」と話す。4月いっぱいまで楽しめる見込み。

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