800m続く桜の並木道 静岡県の冨士霊園 桜も見納め

2024年も静岡県内各地で見る人を楽しませた「桜」。小山町の冨士霊園でも、今年最後の花びらが来園者の目を奪っています。

笹村朱里アナウンサー:
「小山町の“冨士霊園”に来ています。静岡県内の多くの桜スポットは、すでにピークを過ぎていますが・・・。ご覧ください。こちらではまだピンク色の花を咲かせるサクラを見ることが出来ます・・・。」

県内有数のサクラの名所としても知られている小山町の冨士霊園。

園内には「ソメイヨシノ」や「山桜」など、およそ3500本の桜が植えられていて、毎年この時期は、全国各地から桜を目当てに多くの人が訪れる「日本さくら名所100選」の1つです。

冨士霊園の魅力の1つが、800メートル続く桜の並木道。これをより堪能することができる場所があります。

笹村朱里アナウンサー:
「冨士霊園の展望台に来ました。桜といえば、下から見上げることが多いですが、実はこちら桜並木を上から見下ろすこともできるんです。」

花見客(神奈川県民)
「SNSで見て前々からきれいだなと思っていたので、一回カメラで収めてみたいと思ってやって来た/上から見ると一面ピンクできれいなので感動した。」

花見客(富士宮市民)
「そろそろ終わっちゃうと聞いたのでこちらに来た/散ってくるのがまた素敵」

冨士霊園 長田和弘 課長:
「4月始めからのおとといまでのトータルで10万名ぐらいが来ている、週末は1日2万人ぐらいの来場があった。(桜並木は)標高差が100mぐらいあるので咲く時期も順々に遅くなっていく。上に行くと桜が残っているので楽しむことができるし、展望台からは桜並木が一面広がって見えるので上から楽しむことが出来る。」

2024年も県内では各地で、桜が春の景色を彩りました。

© 静岡朝日テレビ