コンビニの「二郎系ラーメン」をオフィスで食べる上司。「店で食べるより安い」と言っていますが、大して変わりませんよね? 節約よりもエチケットを優先してほしいです……。

二郎系ラーメンとは

二郎系ラーメンとは、人気ラーメン店「ラーメン二郎」の系列店を含めた総称です。

そんな二郎系ラーメンは豚骨としょうゆ味がベースとなっており、背油と具材がたっぷりと乗っています。基本的な具材はチャーシュー、キャベツ、モヤシ、ニンニクです。二郎系ラーメンはニンニク臭が強く、食べている間はもちろん、食後の口臭がニンニク臭くなることは避けられません。仕事がある日やデート前日は、二郎系ラーメンは避けている方も少なくないでしょう。

お店とコンビニで二郎系ラーメンの価格を比較

仕事がある日のランチをすべて二郎系ラーメンにする場合、お店とコンビニのどちらのほうが安く済むのでしょうか。ラーメン二郎の公式サイトによると、最もシンプルなラーメン(ぶた2枚)の価格は850円(税込み)です。月に4回食べると仮定すると、月額費用は850円×4日=3400円です。

二郎系ラーメンを手軽に食べたい方向けに、コンビニ各社から二郎系ラーメンが発売されています。例えば、ローソンの「肉盛! 満腹濃厚豚ラーメン」の価格は678円(税込み)、セブン―イレブン・ジャパンの「とみ田監修デカ豚ラーメン ワシワシMAX」の価格は691円(税込み)です。

2つの商品を月に2回ずつ食べると仮定して、ローソンの「肉盛! 満腹濃厚豚ラーメン」にかかる費用は678円×2日=1356円、セブン―イレブン・ジャパンの「とみ田監修デカ豚ラーメン ワシワシMAX」にかかる費用は691円×2日=1382円となります。合計して月額費用は2738円です。

二郎系ラーメンをお店で食べるよりも、コンビニで購入したほうが月に660円ほど節約になることが分かりました。週に2回3回と二郎系ラーメンを食べる頻度が増えると、その分だけ節約効果も高くなるでしょう。

職場で臭いの強いメニューを食べるのはマナー違反?

職場では、デスクでランチを食べる人もいるでしょう。複数人が同じ空間で食事をし、午後からも同じ場所で業務をすることを考えると、臭いの強いメニューを食べるのは避けた方がトラブルは少ないでしょう。

ただし、職場で臭いの強い食べ物を禁止するルールがない限り、食べている社員に対して注意することはできません。相手が上司ならなおさら言いにくいでしょう。自分が休憩室や外に移動して食事するなど、自己防衛が最も手っ取り早いでしょう。もしくは空気清浄機を導入してもらう、すでに導入している場合は昼食時は必ず稼働させるなどの方法もおすすめです。

職場における食べ物の臭いには要注意

二郎系ラーメンを月に4回食べる場合、お店で食べるよりもコンビニで購入したほうが660円程度の節約になります。よって、オフィスでコンビニの二郎系ラーメンを食べる理由は納得できます。

とはいえ、オフィスで臭いの強い食べ物を食べるのは、臭いが苦手な人にとってはなるべく避けたい状況と言えます。本人に注意できれば理想的ですが、相手が上司であれば現実にはむずかしいため、臭いが気になる場合は自分でできる対策を実施するしかないかもしれません。

出典

ラーメン二郎 池袋 東口店 公式ホームページ メニュー
ローソン研究所 【注目商品】肉盛!商品が登場
セブン‐イレブン~近くて便利~ とみ田監修デカ豚ラーメン ワシワシMAX

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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