RIS-707のニューアルバムはデジタルロックやミニマルテクノ、トリップホップ、アフロビートなど、多彩でニューウェイヴィーなロック&ダンスミュージック! YMOの作詞家として知られるクリス・モズデルが「日本」をテーマにした歌詞を提供

東京を拠点にするシンガーソングライター、RIS によるソロユニット<RIS-707>(リス・ナナマルナナ)が4月17日にニューアルバム『DANCE CULT』をデジタルリリースした。 本作は、2023年に怒涛のリリースを重ねた「PLASTIC SAKURA」「BLACK NIGHT KITTY」「DANCE CULT」「ASAKIYUME」「TASER ME」という、楽曲ごとに異なったコンセプトのもとサウンドやアートワーク、MVなどRIS-707の多面性とセンスが発揮された5枚のシングル曲を含む全10曲を収録。

曲ごとに異なる独自な世界観が万華鏡のように形と色味を変えて、ときにきらびやかに、ときに毒々しく、けれどクールな佇まいで表現され、ひとつのアルバムの中に10通りの生命体を宿したような独特なキャラクターとプロットを持つ楽曲で構成されている。 しかしながら、まとまりを欠いたアルバムにはなっておらず、どことなくオリエンタルな雰囲気を纏っているのも特長のひとつ。 「海外から見た勘違いされたジャポニズム」をコンセプトにした楽曲が半数を占め、伝統的な日本文化とサイバーなトーキョーがごちゃまぜになったようなSF的な世界観も感じとることができる。 その一役を担っているのが、10曲中7曲の作詞を手掛けているクリス・モズデルで、彼はYMOやシーナ&ザ・ロケッツなどの作詞家として知られている。 本作では「日本」をテーマにした歌詞を提供しており、RISはその歌詞からイメージを膨らませて楽曲を制作していったという。 編曲には、M-AGEのギタリストでありBUCK-TICKの櫻井敦司を擁したTHE MORTALでの活動や清春のプロジェクトでアレンジを担当するMIYO-KENが参加。 ジャケットのアートワークはデザイナーやモデル、DJ、調香師などマルチに活躍するクリエイター=si ouxが手掛けている。 ▼アルバム全曲トレーラー映像

https://www.youtube.com/watch?v=D7O7w10-nEo

RIS-707の全シングル曲のMVを手掛けたビートメイカー&VFXアーティストのNess(eschakra)がトレーラーを制作。 彼の遊び心により、おもちゃ箱のようなアルバムの多面性が見事に表現され、既存のCMの概念を超えたカオティックでトリッピーな仕上がりとなっている。

また、「ENERGY DIRNK」と「THE TIGER & THE LADAY」の限定アートワークによるNFTをドットミューラ(.mura)にて発売中。 RISこだわりのAIを駆使して制作されたアートワークで楽曲の世界観が表現されている。本作は4月30日(火)23:59までの限定販売となっている。NFT取扱いページはこちら。

なお、RIS-707がフルバンドセットでの初ワンマンライブで臨むリリースパーティが4月23日(火)に開催。 強力なサポートメンバーを迎えてのフルバンド編成でのパフォーマンスを行なう。演奏後には新作グッズの販売やUFOキャッチャー、射的などライブイベントとは思えないようなアトラクション万歳のアフターパーティも用意されているとのこと。

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