官製談合事件受け入札業務職員研修 立山町

立山町発注のキャンプ場・設計業務をめぐる官製談合事件を受けて、町は18日、職員を対象に入札や契約に関する研修会を開きました。

この研修会は18日と19日、保育園や学校の職員を除く立山町の正規職員200人余りを対象に4回に分けて行われます。

杉田尚美副町長

「法令違反や不適切な事務は法令の内容とか、あるいは正しい手続きを知らないことが原因であることが多いと思っています」

立山町では2023年4月、町が発注したオートキャンプ場の設計業務などの入札をめぐり、町の職員が仕様書に関する文書など入札情報を漏らしたとして官製談合防止法違反などの罪で起訴されました。

18日は公正取引委員会の講師が官製談合防止法について説明したほか、契約担当の職員が契約事務の手順などについて説明しました。

清水厚総務課長

「入札に関わる職員、今携わってなくてもこれから携わることもあるので、まず知識をしっかり習得していただきたい」

町は、今後も毎年再発防止に向けた研修を行いたいとしています。

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