テイラー・スウィフト、ニューALのイースター・エッグ満載の動画で新曲MVを発表

現地時間2024年4月16日の夜に、テイラー・スウィフトが11thスタジオ・アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』が今週末に到着した直後に新しいミュージック・ビデオを公開すると発表したが、それだけでは終わらなかった。彼女はさらに、自身の新時代に関するさまざまな小ネタ、通称“イースター・エッグ”を仕込んだとみられる謎めいた動画をインスタグラムに投稿し、ファンのスウィフティーズは時間内に解読しようと奔走している。

このミステリアスな動画は、テイラーの前のアルバム『ミッドナイツ』を暗示する、くしゃくしゃの紙、カラフルなレコード、写真、その他のアイテムでいっぱいの部屋を主観で見るアニメーションから始まる。その後、視聴者が部屋を出て、殺風景な廊下を歩き、“ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント”と書かれた別の部屋に入る流れが続く。真っ白なオフィスの壁にはカレンダーがとめてあり、『ザ・トーチャード・ポエッツ~』がストリーミング・サービスに登場してから20時間後の現地時間4月19日午後8時(米東部標準時)に、新しいMVが公開されることが明らかにされている。

このカレンダーには、新譜に収録されている16曲の内、どの曲のMVが公開されるのかまでは明記されていないが、手がかりになりそうなことは書かれている。一番下には、誰かが14の集計マークを書き込んでおり、それが14曲目の「The Smallest Man Who Ever Lived」であることを示している可能性がある。

あるいは、ポスト・マローンをフィーチャーしたトラック1の「Fortnight」を指しているのかもしれない。Fortnight(フォートナイト)は2週間という意味なので、14日ということだ。

一方、米ロサンゼルスにあるSpotifyの『ザ・トーチャード・ポエッツ~』ポップアップでは、テキストやドライフラワー、小さな像などが飾られ、スウィフティーズが隠された手がかりをじっくりと探し続けている。最も魅力的なのは、透明なケースに展示された便箋をまとめた本で、不定期にページがめくられるたびに新しい歌詞が現れるという仕組みになっている。最近では、“One less temptress, one less dagger to sharpen”(誘惑する女が一人減り、研ぐ短剣が一本減る)というメッセージが書かれていた。

テイラーの新作アニメに関するイースター・エッグに関しては、特に『ミッドナイツ』の部屋に残されているディテールについて、例えば窓から差し込む太陽の光、壁掛け時計に表示された時間、テーブルの上に散らばったジェルペン(テイラーが以前、自曲を頭の中で分類する方法について語ったことと関連している)など、ファンがネットでさまざまな仮説を立て始めている。

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