一晩で200万円も…大阪のホストに金つぎ込む 横領・窃盗事件 48歳女の初公判 山梨県

自治会費を横領したり勤務先から現金を盗んだ罪に問われている女の初公判が18日、甲府地裁で開かれました。

冒頭陳述で検察側は女がお気に入りの大阪府内のホストに大金をつぎこみ、一晩で200万円を使うこともあったと明らかにしました。

業務上横領と窃盗の罪に問われているのは韮崎市の無職、西岡千代被告(48)です。

起訴状などによりますと、西岡被告は去年4月から10月までの間に会計役員として管理していた自治会費約141万4000円を横領したほか、勤務先のスーパーのレジから約140万円を盗んだとされます。

18日の初公判で西岡被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、西岡被告が横領したり盗んだ金などを、大阪府内のホストクラブに所属するお気に入りのホストにつぎこんでいたことを明らかにしました。

このホストの誕生日イベントでは、一晩で200万円を使っていたということです。

被告人質問で西岡被告は「仕事や家庭内のストレスから解放されたかった。ホストといる時間が、自分が自分でいられる時間だった」と述べました。

検察側は西岡被告に懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

判決は5月13日に言い渡されます。

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