4月18日は「発明の日」です。
科学技術の進歩や産業の発展などで顕著な功績を挙げた功労者に、千葉県から表彰状が贈られました。
千葉県科学技術功労者の表彰式が18日、県庁で行われ、市川市にある河野製作所の岩立力執行役員に熊谷知事から表彰状が贈られました。
岩立さんは、世界で最も小さい手術用の針付き糸「マイクロサージャリー用針付縫合糸」を大量に生産できるように、手作業だった工程を機械化する製造装置を開発しました。
極小の針付き縫合糸は、従来は難しかった手術を可能にするなど、高度医療の現場を支えているということです。
また、優れた創意工夫で生産性や安全性などを向上させた県内の技術者らに対し、文部科学大臣表彰なども行われ、熊谷知事は、「千葉県は、全国屈指の工業県。今後の活躍も祈念しています」と祝辞を述べました。