マンチェスター・Cのグアルディオラ監督「後悔ない」 PK失敗のB・シウヴァには「彼は素晴らしい試合をした。失敗は起こり得ること」

写真:マンチェスター・Cを率いるグアルディオラ監督 ©Getty Images

マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリード戦後にインタビューへと応じ、CL準々決勝敗退という事実に向き合った。

現地時間4月17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのマンチェスター・Cvsレアル・マドリード戦は、前半12分にブラジル代表FWロドリゴのゴールでレアル・マドリードが先制。だが、本拠地『エティハド・スタジアム』で負けるわけにいかないマンチェスター・Cも粘り強く反撃の機会をうかがい、後半も中盤に差し掛かった76分にベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが同点弾をマークした。

試合は、2戦合計スコア4-4のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込む。レアル・マドリードは1人目のクロアチア代表MFルカ・モドリッチがキックを失敗するが、マンチェスター・Cもポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァとクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチが失敗。レアル・マドリードがPK戦を4-3で制し、4シーズン連続で準決勝進出を決めた。

イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』は、試合後にインタビューへと応じたグアルディオラ監督のコメントを紹介。マンチェスター・Cの指揮官は「やってきたことに後悔はない」とコメント。「すべての面で並外れたプレーをしたが、残念ながら勝つことができなかった。それが現実だ」と、敗北を受け入れた。

また、グアルディオラ監督はPK戦でキックを失敗したB・シウヴァについても言及した。マンチェスター・Cの2人目のキッカーとして登場したB・シウヴァだったが、柔らかいキックはウクライナ代表GKアンドリー・ルニンに読まれ、正面でキャッチされてしまった。グアルディオラ監督は「彼は信頼できる選手」とB・シウヴァを擁護。「彼は素晴らしい試合をした。失敗は起こり得ることだ」と、個人に責任を負わせない姿勢を明確にした。

グアルディオラ監督は「彼らのプレーぶりには心の奥底から感謝の気持ちを伝えなければならない」と、激闘を終えた選手たちを労った。

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