インストラクション、PCデータ漏えい対策製品とサポートを組み合わせた中小企業向けパッケージを提供

by 石井 一志

株式会社インストラクションは17日、株式会社ZenmuTech(ゼンムテック)と販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、PCデータ漏えい対策ソリューション「ZENMU Virtual Drive」のライセンスと、インストラクションがオンラインで導入支援を行う「デジタルサポートオンライン」を組み合わせ、中小企業向けのパッケージ「デジタルサポートオンライン for ZENMU Virtual Drive」として、5月より販売開始する。

ZENMU Virtual Driveは、テレワークや外出時において、PCからの情報漏えいリスクを低減するソリューション。情報を無意味な形に変換・分割して分散管理し、分散片がすべてそろわないと元の情報に復号できない「秘密分散技術」を利用して、分散片をPC内とクラウド上に分散させることでセキュリティを確保しているという。

一方インストラクションでは、中小企業の経営課題に対してITインストラクターが伴走(伴奏)型で支援するIT顧問契約サービス「デジタルサポートオンライン」を提供してきた。

今回はZenmuTechとの販売代理店契約に伴い、ZENMU Virtual Driveのライセンスとデジタルサポートオンラインによる担当制サポートを組み合わせて、デジタルサポートオンライン for ZENMU Virtual Driveとして製品化した。

このパッケージを利用することにより、セキュリティ対策に大きなコストや人手を割きにくい中小企業であっても、PCからの情報漏えい対策に取り組めるとのこと。なお利用企業は、専用のサポートプラットフォームで、相談内容や、問い合わせの進捗状況、過去の履歴をいつでも確認可能だ。

価格は、1ライセンスあたり月額1800円(税別、要年間契約)。

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