CO2の発生半分以下に セキなど3社、環境に配慮したラベル開発

セキなどが開発し、水性フレキソ印刷で両面刷りしたラベルの表面(サントリー食品インターナショナル提供)

 セキ(愛媛県松山市)などは環境に配慮した「水性フレキソ印刷」方式で両面刷りしたラベルを開発し、サントリー食品インターナショナル(東京)の緑茶「伊右衛門」600ミリリットルペットボトルに採用されたと発表した。既に納入が始まり、全国で順次販売される。

 水性フレキソ印刷は油性グラビア印刷方式と比べ、製造工程で発生する二酸化炭素(CO2)を半分以下にできる。両面印刷の開発はセキと3月に資本業務提携を結んだフジシール(大阪市)、サントリー食品―の3社の協働で実現した。

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