帰宅1時間前から玄関を見つめていた愛犬、どんな気持ちなの?獣医師が解説

ペットカメラに映る愛犬の姿に泣けてくる。

引用元:@boo90771163

写真の犬は、X(旧Twitter)ユーザー@boo90771163さんの愛犬のむぎちゃん(取材当時3才)です。飼い主さんがペットカメラで家のなかを確認すると、ジーッと玄関を見つめるむぎちゃんの姿がありました。

「玄関を凝視してるやん(涙)」

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先ほどの写真は、仕事を終えた飼い主さんが「むぎちゃんの顔を見て癒されたい」と思ってペットカメラを見たときに、目に飛び込んできた光景です。

飼い主さんが帰宅するまであと1時間もあるというのに、むぎちゃんは玄関を凝視していたとのこと。その様子を見たときは、飼い主さんも「こんなに待ってくれているの!?」という驚きとともに、「お留守番で寂しい思いをさせていたかも……」という申し訳ない気持ちを覚えたといいます。

外出時はあっさりしているだけに、この反応は驚いた!

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「飼い主さんが外出した直後のむぎちゃんの様子は?」というと、あっさりしているそうです。飼い主さんが以前ペットカメラを見たときは、「やれやれ」という感じでソファやベッドでくつろいでいたのだとか。

それが、夕方頃になり飼い主さんの帰宅する時間が近づいていると察したのか、あのような切ない姿に変わってしまうのですからなんだか泣けてきますね。

飼い主さん:
「夕方になって少し寂しくなったのか、だいたいの帰宅時間をわかっているのでしょうか。帰宅する1時間も前からあんな風に待たれていることを、このときに初めて知りました

帰宅後は大歓迎で迎えてくれた!

引用元:@boo90771163

飼い主さんが帰宅するとむぎちゃんは弾丸のように飛んできて、大歓迎で迎えてくれたそうです。

飼い主さん:
「座って靴を脱ぐこともできないくらい、激しいペロペロと『なでて!』のアピールがありました

【獣医師解説】飼い主さんの帰宅1時間前から玄関を見つめていた犬の心理

引用元:@boo90771163

飼い主さんが帰宅する1時間も前から玄関を凝視していたむぎちゃん。
このときのむぎちゃんの心境について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生によると、

山口先生:
「むぎちゃんは、飼い主さんの帰宅が楽しみだったのではないでしょうか」とのこと。

むぎちゃんのように、「飼い主さんが帰ってくるよりも、かなり前から帰宅を察知する」という犬は多いようですが、どのような理由があるのでしょうか。

山口先生:
「飼い主さんの帰宅時間が大体決まっている場合は、飼い主さんの足音や車の音などが聞こえる前に察知できると思います」

帰宅時とは反対に、飼い主さんが出かけた直後のむぎちゃんの態度はあっさりとしていて、ソファやベッドでくつろいでいたこともあるのだとか。

山口先生:
「むぎちゃんはお留守番に苦手意識がないのでしょう。“ひとり時間”を楽しむ余裕があるので、飼い主さんのお出かけ時もマイペースに過ごしているのではないでしょうか」

飼い主さんの帰宅を待ちわびている様子のむぎちゃん。愛らしくも切ない背中を見せられたら、1秒でも早く帰りたくなってしまいそうですね。

「玄関を凝視しているやん」飼い主さんの帰宅1時間前から玄関を見つめていた愛犬、ペットカメラの映像にグッとくる

写真提供・取材協力/@boo90771163さん/X(旧Twitter)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/藤真もとみ

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