賞レースシーズンもひと段落し、いよいよ新年度が始まります。今度のゴールデンウィークや夏休みなどにはどんな映画が待っているのでしょう。これから観られる映画ファン必見の21本のうち、今回は、最新情報が待ち遠しい6本を先取り紹介！
『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ』
衝撃作『ジョーカー』の続編にはレディー・ガガが参戦
心優しいひとりの男が悪のカリスマに変貌する姿を描き、世界中を熱狂の渦に巻き込んだ衝撃作『ジョーカー』の5年ぶりとなる続編。ジョーカー役のホアキン・フェニックスが続投し、ハーレイ・クイン役でレディー・ガガが新たに参加。前作に続いてトッド・フィリップスが監督を務める。
今回のストーリーは明らかになっていないが、『フォリ・ア・ドゥ（フランス語で「2人狂い」）』というタイトルから、原作では“共犯者”のジョーカーとハーレイ・クインの関係性に焦点が当てられる模様。また本作にはミュージカル映画の要素もあるとされ、レディー・ガガの歌唱も注目されている。前作でアーサー／ジョーカーの隣人のソフィーを演じたザジー・ビーツも再登場。
『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ』
2024年10月11日（金）公開
監督：トッド・フィリップス
出演：ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ
配給：ワーナー・ブラザース映画
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『ブルー きみは大丈夫』
小さい頃にだけ見えた不思議な友達と少女の冒険物語
もしも、小さい頃にだけ見えた空想の友達（イマジナリーフレンド）がホントにいたら？ そして大人になった今でもあなたを見守ってくれているとしたら…？『クワイエット・プレイス』（2018）を生んだジョン・クラシンスキー監督が、イフと呼ばれる“想像力豊かな子どもにしか見えない不思議な存在”を描く最新作。
イフが見える少女ビーが出会ったのは、パープルブルーで大きなもふもふ“ブルー“。もうすぐ存在が消えてしまう運命にあるブルーたちを助けるため、ビーは隣人の助けも借りて大冒険へ。ビーの隣人を演じるライアン・レイノルズをはじめ、監督をリスペクトする豪華キャストが集結し、イフの声優としてスティーヴ・カレルらが参加。
『ブルー きみは大丈夫』
2024年6月14日（金）公開
監督：ジョン・クラシンスキー
出演：ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ
配給：東和ピクチャーズ
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『クレイヴン・ザ・ハンター』
マーベル史上最も悪名高きヴィランの“始まり”の物語
「スパイダーマン」シリーズのソニー・ピクチャーズが『マダム・ウェブ』に続けて放つマーベル最新作。マーベル史上最も悪名高きヴィランの誕生の物語を描く。原作コミックでは宿敵スパイダーマンを“狩る”ことに執念を燃やす、百獣の王にして最強のハンターはどのようにして生まれたのか。
幼い時に母親を亡くした少年セルゲイは、冷徹な父親と共に狩猟に出た際、ライオンに襲われ生死を彷徨う。死と直面した彼の中で、やがて“ある本能”が目を覚ます…。
主演は『ブレット・トレイン』（2022）のアーロン・テイラー＝ジョンソン。ヒロイン役に『ウエスト・サイド・ストーリー』（2022）のアリアナ・デボーズ、クレイヴンの父親にラッセル・クロウと二人のオスカー俳優が共演。
『クレイヴン・ザ・ハンター』
2024年公開
監督：J・C・チャンダー
出演：アーロン・テイラー＝ジョンソン、 アリアナ・デボーズ
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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『メイ・ディセンバー ゆれる真実』
全米騒然の“年の差スキャンダル”を基に描くラブサスペンス
『キャロル』（2015）のトッド・ヘインズ監督が全米に衝撃を与えた“13歳の少年と36歳の女性”の実際の年の差スキャンダルをベースに描くラブサスペンス。ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアの2大オスカー女優が豪華共演。第96回アカデミー賞脚本賞にノミネートされた。
36歳のグレイシー（ジュリアン・ムーア）は、23歳年下のジョー（チャールズ・メルトン）と運命的な恋に落ちる。ふたりの仲が公になると、それはアメリカ中が注目する一大スキャンダルに。グレイシーは服役する事となるが、獄中でジョーとの間にできた長女を出産し、出所後ふたりは結婚。それから20年以上の歳月が流れ、このふたりのスキャンダルを題材にした映画が製作されることになる。
『メイ・ディセンバー ゆれる真実』
2024年7月12日（金）公開
監督：トッド・ヘインズ
出演：ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア
配給：ハピネットファントム・スタジオ
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『マッドマックス：フュリオサ』
巨匠ジョージ・ミラーが描くフュリオサの新たな物語
第88回アカデミー賞でアクション作品としては異例の作品賞候補となった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』（2015）から9年ぶりとなるサーガ最新作。今度の主人公は、元警官のマックスとともに、恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーに反逆を企てたフュリオサ。家族と引き離された若き日、彼女に何があったのか？ その知られざる過去、故郷へと帰ろうとする“修羅の道”の全貌が明かされる。
監督はシリーズ創始者の巨匠ジョージ・ミラー。若き日のフュリオサ役で主演を務めるのは『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』（2023）のピーチ姫の吹き替えを担当したハリウッドの最旬女優アニャ・テイラー＝ジョイ。ウォーロード・ディメンタス将軍役でクリス・ヘムズワースが共演。
『マッドマックス：フュリオサ』
2024年5月31日（金）公開
監督：ジョージ・ミラー
出演：アニャ・テイラー＝ジョイ、クリス・ヘムズワース
配給：ワーナー・ブラザース映画
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『モアナ2（原題）』
“海に選ばれた”少女モアナの物語が再び！
海を愛し、海に選ばれたひとりの少女、モアナの心の成長を描き、日本でも観客動員400万人・興行収入50億円を超える大ヒットを記録した感動のディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』の8年ぶりとなる続編。ファーストルック（上写真）ではモアナとともにマウイと新しい仲間たちも描かれ、新たなる壮大な冒険に期待が高まる。
監督を務めるのは、前作でストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・ジュニア。楽曲を手掛けるのは、2022年のグラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で同部門最年少受賞となったアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアー。前作に続き、オペタイア・フォアイ＆マーク・マンシーナも参加する。
『モアナ2（原題）』
日本公開日未定※
監督：デイブ・デリック・ジュニア
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
※2024年11月27日全米公開
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