MDMA密輸容疑で外国籍の女を再逮捕 群馬県警太田署

 ハンガリーから合成麻薬MDMA約900グラム(末端価格計約1080万円相当)を密輸したとして、群馬県警組織犯罪対策課と太田署は17日、麻薬取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、ベトナム国籍で太田市の工員の女(23)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、他の人物と共謀して3月6日、ハンガリーからMDMAを国際スピード郵便で輸入した疑い。県警は認否を明らかにしていない。

 県警によると同月13日、郵便物1個の中に麻薬を発見したと東京税関から通報があり、同月27日に県警が同法違反(営利目的所持)容疑で受取人の女を逮捕。その後の捜査で郵便物を密輸した疑いが強まり再逮捕した。

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