衆院東京15区補選(28日投開票)に日本保守党から立候補している飯山陽氏が18日、JR亀有駅前で街頭演説し、ベストセラー「本所おけら長屋」シリーズの畠山健二氏と「食堂のおばちゃん」シリーズの山口恵以子氏の人気作家2人が応援に駆け付けた。
畠山氏は、保守党の百田尚樹代表とは大学時代からの友人関係。百田氏から「畠山さんはもともとお笑いの作家ですが、今日は若干封印してよろしくお願いします」とマイクを渡され、「飯山さんは日本を守りたい一心で立候補された。その熱い思いに好感を持っている」と激励。そのうえで「素晴らしいのは演説。まず失言をしない。おそらく百田代表の演説を聴いて勉強されたんだと。はっきり言います。『百田尚樹はアホです』」と言い放って、詰め掛けた聴衆を笑わせた。
続けて「ベストセラー作家でありながら、小説家としての地位を築いておきながら、自らの発言によって、自分の地位を落としていく。アホ以外の何ものでもない。でもそういう人の方が信じられる。印税がガポガポ入ってくる生活を捨てて、私財を投じて立ち上がった。友人として感服する」とフォローすることも忘れなかった。
これに百田氏は「畠山健二とは46年の付き合いですが、まじめにしゃべることを聞いたのは初めてです」と驚いていた。