英語学習アプリ「booco」、適切な復習サイクルを提案する「AI暗記」機能を提供開始

by 正田拓也

新学習機能「AI暗記」リリース

株式会社アルクは、英語学習アプリ「booco(ブーコ)」について新機能「AI暗記」の提供を開始した。ユーザーの理解度に基づいて適切な復習サイクルで学習した単語を再出題し、効率良く記憶の定着を図るという。

boocoは「キクタン」など、アルクの参考書や問題集をスマートフォンで学習できるアプリ。今回提供される「AI暗記」を利用するには、対応書籍の詳細画面にあるアイコンをタップする。

記憶の仕組みと理解度をもとに適切なタイミングで復習できる

カード形式で表示される学習画面には単語、例文、日本語訳が表示され、音声再生もできる。単語を音声とともに確認することで話すときや聞くときにも役立ち、暗記がしやすい。

単語ごとに「簡単」「わかった」「難しい」の3段階で理解度を選択でき、定着度の高い単語とそうでない単語を区別しておくと、忘却曲線に基づいて以前学習した内容の記憶が薄れてきたタイミングで再出題され、復習をすることができる。学習はタップとスワイプのみでできるため、空いた時間で効率的に単語力を上げることが可能になるとしている。

タップとスワイプで学習できる

なお、boocoのアプリはiOS(iPhone/iPad)用とAndroid用が提供されているが、AI暗記についてはiOS用のみ対応する。アプリの利用は無料だが、学習機能が充実させた有料プラン「booco Plus」が用意される。

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