深夜、酒に酔った女性のかばんを盗んだ疑い 自称銀行員「年に1度あるかないかの飲酒量で、記憶があいまい」 神戸

兵庫県警生田署=神戸市中央区中山手通2

 酒に酔って休んでいる女性の所持品を盗んだとして、兵庫県警生田署は18日、窃盗容疑で、神戸市兵庫区の自称銀行員の男(30)を逮捕した。署の調べに、男は酒を飲んでいたとして「記憶があいまいです」と話しているという。

 逮捕容疑は、2023年6月24日午後11時40分~25日午前0時10分ごろ、神戸市中央区のJR元町駅前で、酒に酔って寝転がるなどしていた女性(23)のかばん(現金1万2千円在中)を盗んだ疑い。

 署によると、女性を知人が介抱しているところに男が近づき、「かばんを預かってあげる」などと言って持ち去ったとされる。男と女性らに面識はなかったという。

 署は、防犯カメラの映像などから男を特定。調べに対し「(かばんを盗んだ疑いのある日は)年に1度あるかないかの飲酒量で、大変酔っぱらっていました」と話しているという。

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