【卓球】王芸迪に〝厳罰〟 張本美和に敗れ「3000点減点でパリ五輪落選」と中国メディア

張本美和に完敗し〝厳罰〟が下った王芸迪(ロイター)

卓球のシングルスのワールドカップ(W杯)決勝トーナメント女子1回戦(18日)で、世界ランキング12位の張本美和(木下グループ)に1―4で敗れた同3位の王芸迪(中国)に〝厳罰〟が下ることになった。

2度目の対戦となった日本の15歳に完敗した王芸迪。2月の世界選手権団体戦でも平野美宇(木下グループ)に敗れるなど外国人選手に対する敗戦が目立ったことから「パリ五輪シングルス代表にふさわしくない」と、首脳陣から判断されシングルス代表から落選した。また、中国は新たに、パリ五輪選考大会で外国人選手に敗れた場合は、その大会で優勝した場合と同じだけのポイントを減点されることになっていた。

再び日本のパリ五輪代表に敗れたことで、中国メディア「北青体育」は「王芸迪はこの敗戦により、3000点減点という重い罰を受けることになり、パリ五輪出場も基本的に不可能となった」と、団体戦要因としても厳しい立場に置かれたと伝えた。

また中国メディア「テンセント」は「王芸迪がシングルスの資格を失ったことは決して不当ではなかった」と伝えた。

張本に敗れた意味は大きそうだ。

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