大丘市長、尹大統領と「会合」…「話の内容は “国家機密”」=韓国

4月10日に実施された韓国の国会議員総選挙で “与党惨敗”という結果に対して、連日「ハン・ドンフン(韓東勲)与党“国民の力”前非常対策委員長の責任だ」と主張している同党所属のホン・ジュンピョ(洪準杓)テグ(大邱)市長は最近、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領と会っていたことが明らかとなった。

ホン市長は18日、自身の運営する政治プラットフォーム“青年の夢”で、“大統領との会合は事実なのか。どんな話をしたのか、首相などの人選に関する話もあったのか”という質問に「大統領との会合での話は、大統領室の会見で伝えられないかぎり、国家機密だ」として具体的な回答を避けた。

韓国政界の関係者によるとホン市長は今月16日、尹大統領と4時間ほど夕食を共にした。尹大統領が「懸案に関する全般的な助言を得たい」と要請したことにより、会合が設けられたことが伝えられた。

総選挙での与党惨敗後に会った両者は、大統領室の参謀陣や内閣改編に関する話も交わしたという。

ホン市長は総選挙後「与党惨敗の責任はハン前委員長にある」として、連日批判し続けている。

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