「希望のまちプロジェクト」建設へ 入札公告開始

特定危険指定暴力団工藤会の事務所跡地に社会福祉施設の建設を目指すNPO法人が施設建築の入札公告を開始しました。

北九州市を拠点とするNPO法人「抱樸」は生活困窮者などを地域の人たちが家族のように支え合う試み、「希望のまちプロジェクト」を進めています。

この一環である複合型の福祉施設建築予算は当初、10億円とされていて、公的補助や寄付などでまかなわれていましたが、資材費や人件費高騰のため新たに3億円が必要となり入札の準備が遅れていました。

去年12月目標の3億円を集め終わり、当初の予定から3カ月ほど遅れ、きょう、ようやく入札公告が始まりました。

入札先の会社が決まるのは早くて6月上旬で、見積書を作成して1年以上経ったあと、建設が始まるということです。

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