【ブラッドスポーツ】ジョシュ・バーネットVSジョン・モクスリー決定! 流血必至の危険ルールで激突

モクスリーのパネルを手にポーズを決めるジョシュ・バーネット

プロレスイベント「ブラッドスポーツ 武士道」(6月22日、東京・両国国技館)の会見で、イベントを主催する元UFC世界ヘビー級王者のジョシュ・バーネット(46)がIWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38=AEW)と対戦すると発表した。

ブラッドスポーツは過去10回開催。試合はロープのないリングで行われて3カウントはなく、決着はKO、ギブアップ、レフェリーストップで決まる。日本初開催となる今大会で、まさかの現IWGP王者との対戦が実現した。2021年4月にバーネットがレフェリーストップ勝ちを収めて以来の再戦となるがモクスリーからは「私は過去の敗北に苦しむことはない。私は常に人通りの少ない道を求め、その道で待ち受けているかもしれない投石や矢を恐れることはなかった。全てはいつの日か、私が生きるに値する人生を送ったといえるようにするためだ。両国でジョシュ・バーネットと戦い、もし死ぬことになったとしても、それはいい死に方だ」とのコメントが発表された。

これを受けてバーネットは「これはリマッチになるが、コメントを聞いて分かる通り、彼はギブアップしない心の強さを知っている。だから前回は頭を踏みつけてレフェリーストップで勝った。彼のことはリスペクトしているし、今回も出し尽くそうと思います。メインにふさわしいものをお見せします」と意気込み。自身も03年1月に永田裕志の持っていたIWGPヘビー級王座に挑戦した経験もあるが戴冠経験はないだけに「今回はIWGPがかかっているわけではないが、それを取りに行く心づもりで対戦したい。勝つのは簡単ではないと思うが、絶対にやっつけます」と意気込んだ。

また、会見では「鈴木みのるVSティモシー・サッチャー」「船木誠勝VSデイビーボーイ・スミスJr.」「桜庭和志VSサンティーノ・マレラ」「クイントン・〝ランペイジ〟・ジャクソンVS関根〝シュレック〟秀樹」「小波VS福田菜耶」「エリック・ハマーVSマイク・オハーン」「飯塚優VS阿部史典」のワンマッチを発表。さらに4選手参加のワンデートーナメントの開催も決まり、1回戦で「佐藤光留VS鈴木秀樹」「野村卓矢VSトッド・ダフィー」が行われることになった。

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