Awich、ロサンゼルスで初ライブ NENE、MaRI、JP THE WAVYも参戦

ラッパー・Awichさんが、ロサンゼルスのイベントスペース・Lot 613でのナイトパーティー「PLANET A」で、パフォーマンスを披露した。

開催日の4月11日、会場はオープン前から付近には多くのファンが押し寄せ、100名以上の行列ができるほどの盛況に。

その後のライブは、NENEさん、MaRIさん、JP THE WAVYさんも駆けつけ、熱狂のうちに幕を閉じた。

また、4月14日には、カリフォルニアで行われた世界最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル 2024」に参戦。88risingによる特別ステージに出演し、本格的にアメリカへの進出を開始している。

ロサンゼルスがAwichが巻き起こした熱狂

Awichさんが出演した「PLANET A」は、イギリスのスポーツカーメーカー・Aston Martinや、BABYLON、Mr.Brothers Cut Club、PIZZANISTA、Sister Midnightといった地元パートナーによって開催されたナイトパーティー。

Aston MartinのSUV・DBX707の展示や、ストリートウェアブランド・BABYLONによるイベント限定グッズの制作なども行われた。

ライブの前にはAwichさんも所属するクルー・YENTOWNのメンバーで、バックDJをつとめる盟友・U-Leeさんが登場。

自慢のスクラッチを織り交ぜたDJプレイでフロアのボルテージを挙げて、Awichさんにバトンタッチ。

Awichさんが一発目に大ヒット曲「RASEN in OKINAWA」を披露すると現地のファンは大合唱で応える。

続く「Bad Bitch 美学 Remix」では、NENEさんとMaRIさんがサプライズでステージに現れフロアを沸かせた。

そして、ステージの後半にはスペシャルゲストのJP THE WAVYさんが登場。

共に「GILA GILA」を熱唱して会場のボルテージをマックスまで引き上げると、Awichさんはその勢いのままに「Cho Wavy De Gomenne」「WAVEBODY」など計3曲を歌い上げ、大盛況のうちにパーティーは幕を閉じた。

Awich「アメリカでは、まだまだこれから」

Awichさんのコメント

日本では、今有難いことに本当に沢山の人に応援してもらってます。でもアメリカでは、まだまだこれからいろんな人に知ってもらわなければいけない段階で、盛り上げ方とかうまくいかない時もあります。でもチームやファンのおかげで少しづつ変わって来てることも実感します。ライブだけじゃなく、実際にこうやってみんなで一緒に遊ぶことで、国や言語が違えど、もっと一体感が生まれると思ってます。その可能性を信じて挑戦し続けます。

海外にも活躍の場を広げるヒップホップクイーン・Awich

Awichさんは1986年、沖縄県那覇市生まれのラッパー。活動名義は、本名の漢字の直訳であるAsia Wish Childを略した造語である。

2006年にEP『Inner Research』でデビュー。同時期に米国アトランタに渡り、1stフルアルバム『Asia Wish Child』を制作して2007年にリリース。2008年にアメリカ人の男性と結婚し長女を出産した。

その後はヒップホップクルー・YENTOWNに所属しながら、個人でも精力的に活動。2020年にはユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たした。

2022年には初の日本武道館公演をを成功させ、2023年には初の全国Zeppツアーを開催。同年11月には、自身初のアリーナワンマンライブでチケットを完売させた。

その活躍でヒップホップクイーンと称され、トップアーティストの1人となった現在、海外にも活躍の場を広げはじめている。

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