体感型シアター「4DXScreen」が「ULTRA 4DX」へと名称変更。“最高”で“究極”の映画体験を目指す

韓国・CJ 4DPLEXは、同社開発の体感型シアター「4DXScreen」を「ULTRA 4DX」という名称へと改めるリブランディングを発表した。

「4DXScreen」から「ULTRA 4DX」へ名称変更

4DXScreenは、同社の提供する体感型アトラクションシアター「4DX」と、3面マルチプロジェクション上映システム「ScreenX」が融合した上映形態。前後・左右に揺れるモーションシート、風や水などの五感を刺激するスペシャルエフェクト、視界270度の3面マルチプロジェクションによるアトラクション性を提供する。日本では2019年のグランドシネマサンシャイン池袋(東京)オープンと併せて初めて導入された。

この度、4DXScreenはULTRA 4DXと名称を改めるリブランディングを実施。新たに冠されたULTRAというワードには、「最高の」「究極の」という意味を込めたと同社は説明。今後も、日本をはじめとする世界中の観客に“プレミアム”な映画体験の提供を目指すとしている。

なお、従来の4DXScreenという名称は、4DXシアターとScreenXを物理的に合体した意味合いであったとのことで、新たに名付けられたULTRA 4DXには「グローバルな市場で創り出していくシナジー効果とそれを拡散していく意志が込められている」と同社CEOのキム・ジョンニョル氏がコメント。さらに、「プレミアムな技術が披露されるシアターで、他に例のない価値と経験を提供する意味で、継続的にグローバルな拡大を追求していく」という展望を語った。

公式サイトでは、ULTRA 4DXのトレーラー映像も公開されている。ULTRA 4DXシアターの中にいるかのような視点でのイメージ映像となっており、“これが、シネマの未来”というキャッチコピーに相応しい没入体験への期待と興奮を掻き立てる映像になっていると、同社はアピールしている。

ULTRA 4DXはこれからも拡大予定。2024年4月現在、国内では以下の4劇場で導入中だ。

・109シネマズグランベリーパーク(東京)

・グランドシネマサンシャイン池袋(東京)

・シネマサンシャインららぽーと沼津(静岡)

・アースシネマズ姫路(兵庫)

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