2次避難者の雇用も兼ね 加賀温泉駅で能登復興市

能登の復旧復興を後押ししようと、石川県加賀市で「能登復興市」が開かれています。店での販売は市内で生活を続ける2次避難者が務めています。能登復興市は加賀温泉郷協議会などが企画し、4月15日から始まりました。

加賀温泉駅前で開かれている市では、能登の特産品が週替わりで販売され、第1弾となる21日までは羽咋市と宝達志水町、中能登町特産の品35種類が店頭に並びます。販売を担う4人は地震で被災した人たちで、1月中旬以降、輪島市から片山津温泉に家族で避難している井上岳登さんは、訪れた観光客に笑顔で自慢の品をPRしていました。

2次避難者の雇用も兼ねた能登復興市は、5月12日まで開かれています。

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