DeNA入りの筒香「自分でポジション取りに行く」し烈なレギュラー争いに覚悟 度会にも言及「魅力ある選手」

 5年ぶりに古巣に復帰し、入団会見で三浦監督(右)とともに笑顔を見せる筒香(撮影・伊藤笙子)

 DeNA・筒香嘉智外野手が18日、横浜スタジアムで入団会見を行った。会場は一般公開され、雨が降る中で熱狂的なファンも集結した。

 巨人やパ球団などの争奪戦を経てDeNA入りを決断。決め手について、「どうなるか分からない状況が続いて、正直、日本に復帰するモチベーション上がらなかったのは事実。毎日練習している中、考えている中、ベイスターズで優勝したい、するという思いが僕の今の日本でプレーするモチベーションになりました」と語ると、ファンから再び大きな拍手がわき起こった。

 筒香は19年までDeNAでプレーし、通算205本塁打。夢を追って大リーグに挑戦した。今季、ジャイアンツからFAとなり、5年ぶりに日本球界復帰を決断した。

 筒香の守る外野、一塁はポジション争いも激しい。筒香は「勝負の世界に、はい、『ポジションどうぞ』はないと思っている。このアメリカでプレーした4年間、ベイスターズの10年間、これからも変わらず、自分のパフォーマンスでポジションをとりにいくだけと思っています」とうなずいた。

 現状について、「非常に若い選手が多く、魅力ある選手がそろっている。敵チームからも嫌がられる選手が多い。非常に楽しみなチームだなと思っています」とし、ルーキー度会については「誰が見ても魅力あり、全てのことができる選手。今後、中心になって勝利に貢献することは間違いない選手」と語った。

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