観光需要のテコ入れ再び 石川県 「いしかわ応援旅行割」の第2弾を実施

能登半島地震で落ち込んだ観光需要をさらにてこ入れします。

石川県は5月7日から「いしかわ応援旅行割」の第2弾を実施すると発表しました。

いしかわ応援旅行割は、1人1泊2万円を上限に宿泊代金の半分が割り引かれる支援制度で、3月から始まった第1弾は26日までの宿泊が対象となっていますが、馳浩知事はゴールデンウィーク明けの5月7日から、第2弾として7月31日まで旅行割を実施すると公表しました。

馳浩知事「(2次避難者を)受け入れていただいている負担の重い旅館、ホテルには配分を上増ししています」

今回、県が追加で宿泊費の予算を配分するのは2次避難者を受け入れている120の宿泊施設です。

一方で県によりますと、登録している県内401の宿泊施設のうち、8割ではまだ第1弾の旅行割を利用できるという事です。

第2弾の予約は19日から始まり、県では予算を使い切り追加の予約ができない宿泊施設や旅行代理店については、県のホームページなどで確認してほしいとしています。

さらに馳知事は、能登の宿泊など旅行関係施設を応援する「能登割」についてクーポンの形も含めて年内には実施したい考えを示しました。

© MRO北陸放送