バルサ、“カンテラ出身”ダニ・オルモの獲得を画策か…デコ氏が代理人&父親と会談を実施

ライプツィヒに所属するスペイン代表MFダニ・オルモにバルセロナが関心を寄せているようだ。17日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

現在25歳のダニ・オルモは、バルセロナの下部組織に所属していた2014年夏にディナモ・ザグレブへと加入。2015年2月にトップチームデビューを果たすと、以降は主力としての地位を確立し、2018-2019シーズンのリーグ最優秀選手と最優秀若手選手に輝いた。2020年1月には4年契約を締結してブンデスリーガのライプツィヒに完全移籍。今シーズンもここまで公式戦22試合出場8ゴール5アシストをマークしており、スペイン代表としても通算33キャップを記録している。

ライプツィヒとの現行契約が2027年6月までとなっているダニ・オルモには6000万ユーロ(約99億円)の契約解除金が設定されているが、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリード、マンチェスター・シティ、チェルシー、トッテナムなどのビッグクラブが今夏の獲得に向け関心を寄せていると報じられていた。

そんななか、同紙によるとバルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏が、ダニ・オルモの代理人と17日の午前に会談を行った模様で、午後には同選手の父親も交えて話し合いが行われた様子。「2024-2025年シーズンのバルセロナの明確なターゲット」と主張しながら、先週にはマンチェスター・シティとも接触していたと伝えている。7歳から16歳までの約9年間をバルセロナのカンテラで過ごしたダニ・オルモは、今夏にどのような決断を下すのだろうか。

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