加賀市を走る自動運転バス ドライバー不足の解消と公共交通の維持を目指し実証実験

ドライバー不足の解消や公共交通の維持を目指し加賀市の公道で、自動運転バスの実証実験が始まりました。

空から見た加賀温泉駅周辺の景色などがラッピングされたこちらの車両。

加賀市の自動運転EVバスです

対象物までの距離や形状を測定するセンサーなどが搭載されていて運転手がいない状態でも走行可能な「レベル4」の車両となっています。

加賀市内の公道を使っての実証実験が始まり、きのうは、その様子が報道関係者に公開されました。

テレビ金沢・平田真彦 記者:

「自動運転バスに乗っています。私の座席の前が運転席ですが、アクセルペダルやハンドルはなくバスを制御するためのシステムが搭載されています。」

運転席には車両を自動で運転させるための装置と手動に切り替えた際に運転するためのコントローラーを搭載。

今回はドライバーが乗車し、アクセルやブレーキなどが自動化された「レベル2」で走行され、自動で交差点を曲がったり発信や停止を行います。

加賀市・宮元 陸 市長:

「スピード感もちょうどいい感じがしましたし」

「快適でした」

「人口減少に拍車がかかっていますし」

「技術革新を進めていただいて地方の公共交通を支えていただけるように担っていただきたい」

この実証実験は、加賀温泉駅と山代温泉とを結ぶ片道5キロの公道で今月23日まで行われる予定です。

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