FIFTY FIFTY第2期活動の影響?ATTRAKT、JTBCとのオーディション番組制作が暫定保留に

写真=ATTRAKT

ATTRAKTとJTBCが準備していたガールズグループオーディション番組の制作が保留となった。

17日、JTBCとATTRAKTは、OSENとの取材で「ガールズグループオーディション番組の制作が暫定的に保留となった」と明らかにした。

ATTRAKTとJTBCの子会社であるStudio JAMM株式会社は昨年10月、新しいガールズグループオーディション番組の制作に向けた了解覚書(MOU)を締結した。

ATTRAKTは4人組ガールズグループFIFTY FIFTYの制作会社で、昨年2月に発売されたシングル「Cupid」が、アメリカとイギリスの主要音楽配信チャートで新記録を打ち立て、“中小事務所の奇跡”と呼ばれた。JTBCとは、2021年下半期に韓国で放送された「風流大将-ヒップなソリクン(歌い手)」でタッグを組んだ。

ガールズグループオーディション番組の制作が保留となった理由としては、FIFTY FIFTYの第2期としての活動再開が挙げられる。昨年6月から専属契約をめぐりメンバーとATTRAKTが対立していた中、キナが復帰し、彼女を中心としたグループ活動の可能性が大きくなった。これに対してATTRAKTは、JTBCとのMOUは維持しながらも、オーディション番組の制作を暫定的に保留することに決めた。

FIFTY FIFTYは2022年11月にデビューし、「Cupid」が米ビルボードに異例のランクインを果たし、注目を集めた。しかし、昨年6月にメンバーたちがATTRAKTを相手に専属契約効力停止仮処分申請を提起し、法廷争いを繰り広げた。その後、一転してキナのみが訴訟を取り下げて所属事務所に戻り、ATTRAKTは残りのメンバー3人に対して、損害賠償請求訴訟を進めている。

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